ハミルトンカーキフィールドメカニカル。毎朝ゼンマイを巻く時間を楽しんでみませんか?
どーも、factm30です。
今日は腕時計の紹介です。
こちら、
ハミルトンカーキフィールドメカニカルです。
通称ハミルトンカーキです。
5年ほど前に購入したので現行品とは文字盤のデザインや内部の機械が違います。
まずは現行品のハミルトンカーキのご紹介です。
元々のオリジナルである、ハミルトン社がアメリカ軍に供給していた物に、より近いデザインになっており、私が所有するモデルよりもミリタリー感が強いですね。
針の夜光塗料の色もヴィンテージ感があります。
そして日付表示がありません。
こちらの時計は機械式手巻き時計なのですが、内部の機械もバージョンアップされており現行品のパワーリザーブは80時間です。以前モデルは48時間程度でした。
ハミルトンのホームページでは内部の機械は共通で文字盤のデザインが新旧どちらのモデルも販売されているので、お好みのデザインで選ぶ事が出来ます。
カーキとは?
カーキメカとも呼ばれる事もありますがカーキとは色の事です。濃い緑色を想像する方が多いと思いますが、実は黄土色の事だそうです。
《カーキはkhaki (土ぼこりの意で、もとウルドゥー語)から》黄色に茶色の混じったくすんだ色。軍服などに用いられる。枯れ草色。
なのでハミルトンカーキと色のカーキは厳密に言うと違う事になります。引用にもある様に軍服等に用いられるという事でこのカーキと言う名称が付けられたのでしょうか?
それでは私の所有する旧モデルの紹介です。
なぜハミルトンカーキを購入したか?
- 機械式腕時計である。
- 出来るだけ安価である。
- シンプルなデザインである。
選んだ基準を重要な順に並べてみました。
以前からドレス寄りのデザインの時計を休みの日に使用していて、次に仕事中に付ける時計を探していたのですが、(私は職人ぽい仕事をしているのでラフな格好には、持っているドレス寄りな時計だと合わないしキズだらけになるのもイヤだなぁと思い)条件としては出来るだけ安価な手巻き時計、という所からスタートしました。
しかし手巻き腕時計自体種類があまり無くて、割と早い段階でこの時計に決定しましたが金額的に私には少し高いので、購入する店舗を色々リサーチして並行品では無く正規代理店(ハミルトン公式サイトにも載っている店舗)で少し安く販売している店舗を見つけたのでそちらで購入しました。
使用感はどうか?
手巻き時計なので毎日リューズを回してゼンマイを巻くのは正直面倒くさくなるかなぁと思いましたが、5年ほど経った今でも毎朝ゼンマイを巻く度にテンションが上がります。
リューズが大きめなのでとても巻きやすいです。
もう一本所有している自動巻き腕時計も、もちろんリューズを回してゼンマイを巻けますが、巻き心地が全然違います。
やはり手巻き式のカリカリという巻きごたえのある感じが堪りません。
しかし実用性でいうと自動巻きのほうが楽ですしさらに言うとクォーツ時計のほうが時刻もあまり狂わないし断然使いやすいと思います。
実際私の場合1日3秒程度遅れます。
ですので月曜日の朝、時刻を合わせる時に20秒ほど進めておきます。
機械式腕時計は精度においてクォーツ時計には全く歯が立ちません。
クォーツ時計は<ひと月>に何秒狂うか?というレベルですが機械式は<1日>に何秒狂うか?という感じです。
(この辺りの話はまた別の機会に私の腕時計のこだわりとして記事にしたいと思います。)
デザインはどうか?
非常にシンプルです。
- 本体はサンドブラスト仕上げなのでキラキラしていない。(元々陸軍用時計なのでキラキラと光を反射すると敵に見つかってしまう為こういうデザインになったそうです)
- 文字盤もインデックスもベタ塗りしてあるような感じで立体感はほとんど無い。
- ベルトはキャンバス地。
と、まるで高級感は無いです。
しかし雰囲気はたっぷりあります。(特に現行デザイン)
スーツ以外なら大体合わせる事が出来ると思います。ラフでカジュアルな感じはもちろんジャケパンや少しキレイめなファッションのハズシとしても使えそうです。
キャンバスベルトからバリスティックナイロンベルトへ変更
あとベルトは流石に5年間使用してボロボロになってきたので別のベルトに交換しています。
こちらのセージグリーンという色です。
セージというハーブの一種が名前の由来で、このセージが枯れるとグリーンとブラウンを混ぜたような色になるそうです。
文字盤のグリーンとは違うグリーンですがいい感じです。
右が純正ベルトです。何回か水洗いをしているのでかなり色が薄くなっていますが、正直新品の純正ベルトよりカッコいいと思っています。(値段も安いし)
素材はバリスティックナイロンでかなりしっかりしています。最初はちょっと硬いぐらいです。
バネ棒外しがあれば簡単に付け替える事が出来ます。上記の店では1円でバネ棒外しが付きます。
色違いのデザートタンもカッコ良さそうなので服装によって付け替えるのも良いと思います。
他の時計でもミリタリー系やダイバーズ系には良く合うと思います。
最後に
ハミルトンカーキフィールドメカニカルいかがでしたか?
流行り廃りの無い定番品、私の大好物です。
少しキズも付いてますがその方がカッコ良く見えるというのは言い過ぎでしょうか?お爺さんになって、キズだらけのこちらの時計を着けていたらカッコいいですよね?
オーバーホールしながら(自分で出来たらより最高)キズも付けながらも大事に使っていこうと思います。
機械式腕時計の中では安価な方なので、機械式時計の入門機としてもオススメです。
ハミルトンカーキフィールドメカを使ったコーディネートをこちらの記事でご紹介しています。
よろしければご覧ください。
機械式腕時計が欲しいけど実際どれくらい時間が狂うのか気になっている方や、どの様なデザインの腕時計が自分に似合うか分からない方、高額な買い物になるので購入に踏み切れない方はいらっしゃいませんか?
そういった方にオススメの、腕時計のレンタルを行なっているKARITOKE はご存知でしょうか。
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ちなみに月額3980円(税抜き)のプランだとハミルトンがレンタルできます。
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【追記。2022/03/26】
ハミルトンカーキフィールドメカを時計修理専門店「WATCH COMPANY」でオーバーホールしました。
実際に利用したリアルな感想を記しています。
よろしければご覧下さい。
【追記。2022/04/24】
ハミルトンカーキメカの時計ベルトをヌメ革で自作しました。
本記事でご紹介しているバリスティックナイロンベルトとは違った魅力のベルトが出来上がりました。
よろしければご覧下さい。