アクティブお父さんのカジュアルアウター。DANTON(ダントン)のライトダウンコーチジャケットをご紹介。
どーも。factm30です。
皆さん、コーチジャケットにどのような印象をお持ちですか?
ストリートファッションを代表するアイテムですが、やんちゃ感というか小僧感を感じたり、学校のクラブ活動をイメージしたりで私はあまり好きでは無かったのですが、それらのイメージを覆すコーチジャケットをゲットしました。
昨年の秋頃に購入したDANTON(ダントン)の「ライトダウンコーチジャケット」をご紹介します。
記事投稿時点(2022年1月29日)では、楽天の一部のショップでセールになっていますのでお得に購入する事も出来ますのでよろしければ最後までご覧下さい。
DANTON(ダントン)とは?
まずはDANTONブランドのご紹介から。
多くのセレクトショップで展開されているDANTONですが、1935年にフランスでワークウェアブランドとして設立されました。
シェフやガーデナーの制服やエプロン等のワークウェアを中心に製造し、フランスの国鉄やパリの行政機関にユニフォームを納入していた事もある由緒あるブランドです。
現在はDANTONブランドの所有・管理をフランスのTransholding社が行っていて、日本の株式会社ボーイズが企画・デザイン・製造を行なっています。
フランスの由緒あるワークウェアブランドの伝統と1935年に商標登録された印象的なひし形のロゴマークを、日本のセレクトショップ「Bshop」の運営会社である株式会社ボーイズが受け継ぐかたちで、ワークウェアのみに留まらずに様々なデイリーカジュアルウェアを展開しています。
DANTONライトダウンコーチジャケットの詳細は?
ベースデザインはオーソドックスなコーチジャケット。
ナイロン100%の表地、首元は襟付きでフロントはスナップボタン、袖口はゴム入りで裾にはドローコードが入っており両側にハンドウォーマーポケット付きのシンプルなコーチジャケットのデザインとなっています。
コーチジャケットはアメカジの代表的なアイテムで、元々アメフトのコーチが着用していたジャケットを「Public Enemy」や「N.W.A」といった人気ヒップホップグループが好んで着用した事からファッションアイテムとして認知され、ヒップホップカルチャーとの繋がりの深いスケーター達もこぞって着用した事で一気にストリートファッションとして世間に広まった様です。
こういった経緯があるのでコーチジャケットは少し(かなり?)やんちゃなイメージのあるジャケットですがDANTONのライトダウンコーチジャケットは「やんちゃ感」を薄めて大人でも取り入れやすいカジュアルアウターになっています。
次項でやんちゃ感を薄めているディテールを紹介していきます。
ライトダウン仕様。
秋から冬のライトアウターだけで無く真冬にはインナーダウンにも使用できる様にダウンの分量が調整されているのでとても軽い仕上がりになっています。
使い勝手を考えて調整されたダウンの量ですが、やんちゃ感を薄めるデザインに良い影響を与えています。
通常のコーチジャケットよりも、ふんわりと丸みを帯びたデザインになっているので優しい印象を演出する事ができます。
表地にダウンステッチは無く内側にダウンキルティングが施されています。
塩縮加工された表地とマットなスナップボタン。
高密度ナイロンの表地は塩縮加工が施されていて、マットでシワ感の入った生地が大人感を演出しています。
スナップボタンもマット加工で落ち着いた印象です。
萌え袖防止の袖口のスナップボタン。
防風性能を高める為に袖口にはゴムが入っているのは通常のコーチジャケットの定番ディテールですが、さらに2段階で調節できるスナップボタンが備わっています。
この仕様のおかげで手首が細い私でも萌え袖になる事はありません。
おじさんの萌え袖はだらしないだけでちっとも可愛くありません(笑)。
お馴染みのDANTONロゴ。
スポーツブランドやストリートブランドから数多く販売されているコーチジャケットですが、胸にブランドのロゴマークが付いているものがほとんどです。
もちろんこのアイテムにも付いていますよ。
お馴染みのひし形のDANTONロゴです。
ロゴマークに頼るのもどうかと思いますが、DANTONのロゴには安心感がありますよね。
ユニセックスなアイテムを数多くリリースしているDANTONにはやんちゃ感は一切無しです。
DANTONライトダウンコーチジャケットのコーディネート。
前項ではやんちゃ感を打ち消すディテールをご紹介しましたが、コーディネートを組む際にも大人っぽいアイテムを合わせましょう。
1.ワイドパンツコーデ。
ワイドカーゴパンツと、少し光沢があって綺麗めのミラノリブのニットでコーディネートしました。
スキニーなどの細身のパンツを合わせると一気にやんちゃ感が出てしまいます。
また、ブラックホワイトオリーブとカラーを少なく絞った事も落ち着いた印象を演出できていると思います。
コーデに使用したチェコ軍デッドストックカーゴパンツの記事はこちら。
2.王道アメカジコーデ。
プルオーバーパーカーにデニムパンツとスニーカー合わせの王道アメカジコーデ。
肉厚の生地でしっかりと立ち上がったフードのパーカーはコーチジャケットとの相性抜群です。
薄くてヘニャっとしたフードだと小僧感が出てしまうので要注意!
デニムパンツは王道のストレートシルエットで色落ちの少ないものがおすすめです。
スニーカーはシュッとしたニューバランスM996。
こちらのスタイルにアイスブルーに色落ちしたデニムパンツとバンズのスニーカーを合わせるとスケーターキッズのコスプレになってしまうのでこちらも注意が必要です。
コーデに使用したオアスロウ105の記事はこちら。
チャンピオンのプルオーバーパーカーの記事はこちら。
3.綺麗めコーデ。
白シャツにグレースラックス、革靴と綺麗めのアイテムと合わせて見ました。
合わない事も無いと思いますが、そうは言ってもカジュアル感の強いアイテムですので先の2つのスタイルの様にカジュアルに絞った使い方をおすすめしますね。
最後に。
DANTONのライトダウンコーチジャケットをご紹介しましたがいかがでしたか?
175cmで65kgの標準体型の私でMサイズを着用していますが、アームホールが広めにとられていて身幅もゆったりとしているので、インナーにたくさん着込む事が出来ます。
住んでいる地域にもよりますが私が住んでいる大阪だと、夜は流石に寒いですが日中の外出ならご紹介した1番目と2番目のスタイリングでも問題なく過ごせます。
また先述した通り、DANTON公式のアイテム紹介で上からコートを羽織れるようにダウンの分量が調整されているとの記述がありますが、アームホールが広めなのでゆったりしたコートで無いと少し窮屈に感じてしまいます。
このような使い方はおまけ程度に考えている方が良いかと思います。
コーチジャケットにありがちなやんちゃ感を抑えたディテールやデザインなので30代から40代のメンズに特におすすめしたいアイテムです。