factm30 かっこいいおじさんになりたい普通のお父さんのブログ

30代後半普通のお父さんの趣味やファッションや物欲の話

orSlow(オアスロウ)105スタンダードのご紹介。気軽にビンテージ感を味わえるこだわりの詰まった最高に普通なストレートジーンズです。

どーも。factm30です。

本日はジーンズのご紹介です。

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タイトルにもある通りorSlow(オアスロウ)のジーンズのご紹介ですが購入した物では無く、お世話になっている方からプレゼントして頂きました。

その方は私がブログを書いている事を知らないのですが、ここでも改めてお礼を申し上げます。

格好良く履かせていただきます!!ありがとうございました。

 

私はジーンズの色落ちにはこだわりがあまり無く、どちらかと言うと色落ちしていない濃い色のジーンズが好みなんです。

今までもオアスロウやリゾルト、A.P.C.等のジーンズが気になってチェックしていたのですがジーンズは色落ちする前に買い替えてしまうので2万円前後のそれらのジーンズはもったいなくて購入をずっと見送っていました。

そんな中オアスロウのジーンズを頂いたのです。

これは格好良く履きこなして良い色落ちをさせて長く履く事が最大の恩返しになるのではないでしょうか。

と言う訳でオアスロウの105スタンダードをご紹介したいと思います。

 

 

orSlow(オアスロウ)とは?

orslow.jp

originalityのある服を吟味しもの創りする。
めまぐるしい速さで流れていくファッションの世界で、ゆっくりと進みながら自分らしさを見つめ直していく。

19〜20世紀に誕生した衣類、特にワーク・ミリタリーから派生する衣類は、作業着に限らずファッションとして多くの人たちに愛され、今現代もなおベーシックウェアとして支持され続けています。

そういった永遠の定番服を私たちのフィルターを通してslowにデザインしていく。手から生み出されるぬくもりを大切に、細部に至るまでこだわったクオリティーの高いもの造りを目指しています。

出典:オアスロウについて | オアスロウ公式サイト | orSlow official Site

 代表兼デザイナーの仲津一郎氏は、かなりのヴィンテージウェアマニアだそうで収集したヴィンテージデニムを時には分解するなどして研究を重ね、オアスロウのアイテムも数十年後でも変わる事なく存在し、購入する事が出来て尚且つ「何年代のオアスロウ」と言われるような「オアスロウのヴィンテージ」を作る事を目標にされているそうです。

ヴィンテージジーンズの風合いを再現する為に生地や素材だけでは無く、現在では製造されていない古いミシンを集める等、縫製にもこだわりを見せつつも日常着として長く着れるものを前提としたものづくりをされています。

ネットで仲津氏のインタビュー記事を拝見しましたが、新しい製造技術にも肯定的だったりする様です(裁断時の端切れの無駄を無くす様な技術等)。

こういった技術は年々進化していきますが、それを無視して昔の製法にこだわり過ぎると一部のマニアだけが喜んで、一般的なファッション好きが引いてしまうと私は思っているので柔軟な考えを持ったオアスロウに共感します。

何事もバランスが大事だと思います。

 

オアスロウ105スタンダード。

 オアスロウ105はリーバイスの501を参考にして作られたそうです。

リーバイス501はジーンズの原点と言われる誰もが知る定番ジーンズですね。

シルエット。

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太すぎず細すぎずのストレートシルエットです。

最近はテーパードのかかったジーンズを履く事が多いので若干太く感じますが流行り廃りの無い、その名の通りスタンダードなジーンズといった感じです。

手持ちのテーパードのかかったジーンズと比較してみました。

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オアスロウ105の上に重ねたのはユナイテッドアローズBEAUTY&YOUTHのテーパードジーンズです。

縮みの影響も多少あるかと思いますが、膝あたりからのシルエットの違いが分かるでしょうか?

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裾の太さはここまで違います。

生地感。

ムラ糸を旧式のシャトル織機で折り上げたオリジナルのセルヴィッチデニムを使用しています。

 

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裾を折り返した時に見えるセルヴィッチ生地の耳の糸は赤では無く薄いピンクです。

色落ちした赤耳を表現しているのでしょうか?

さりげない主張が良いです。

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注意書きにあるように所々ネップが見られます。

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生地に凹凸があってヴィンテージジーンズに詳しくない私でも現代のデニムとの違いを感じる事が出来ます。

ディテール。

紙パッチ。

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日本地図がデザインされた紙パッチ。

ロゴはブランド立ち上げ当時に代表の仲津氏がマウスで描いたものだそう。

ジーンズ自体は無骨な感じが強いですがロゴは少しかわいく感じます。

錆加工されたリベット。

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銅製リベットには錆加工が施されています。

大仏の様な緑青で雰囲気があります。

自分で育ててリベットの錆やくすみを出したいというマニアの方は別として、気軽にビンテージ感を味わえるギミックです。

バックポケットのステッチ。

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写真では分かりやすいですが、デニム生地とほとんど同色の糸でステッチが施されていて近づいてよく見ないと分からないです。

バックポケットのステッチは各ブランドこだわりがありそうですが、派手なステッチは好みでは無い私にとっては丁度良いです。

オアスロウ105の着用画像。

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 身長174cm体重65kgウエスト79cmの私がS(1)サイズを履いています。

エストはぴったりでベルト無しで履くことが出来ます。

 

ちなみに、M(2)サイズも履かせてもらいましたが少し太めのシルエットになってカッコ良かったです。

エストはベルトで締めて、ワンサイズアップで履かれている方も多い様です。

今回私は、定番中の定番ジーンズという事でジャストサイズを選びましたが、ジャストもワンサイズアップもどちらもカッコ良かったです。

また、オアスロウ105に惚れ込んでサイズ違いで2本購入する方もいるそうですよ。

最後に。

orSlow(オアスロウ)105スタンダードをご紹介しましたがいかがでしたか?

流行り廃りの無いジーンズの中でもスタンダードなストレートシルエットで、何にでも合わせられる万能アイテムだと思います。

もちろんアメカジ全振りが一番かっこいいと思いますが、これから色々試してみてコーディネートや経年変化をご紹介していきたいと思います。

今回私はオアスロウ105をプレゼントして頂くという幸運に恵まれました。

プレゼントしてくれた方はファッション好きで知識も豊富で、その方に教えて頂いた知識やブランドもたくさんあります。

そういった知識やブランドをこれからもブログで発信していきたいと思います。

また、私が気に入っているアイテムを自分より下の世代にプレゼント出来る様な、かっこいいおじさんを目指してこれからも頑張っていきたいと思います。

【追記。2020/01/30】

オアスロウ105をコーディネートに使用したコーチジャケットの記事を投稿しましたのよろしければご覧下さい。

30代、40代におすすめのDANTONの大人っぽいダウン入りコーチジャケットに合わせています。

sp500factm30.hatenablog.com

【追記。2022/06/04】

オアスロウ105をコーディネートに使用したバーラップアウトフィッターのオープンカラーシャツの記事を投稿しましたのでよろしければご覧下さい。

 

sp500factm30.hatenablog.com