バーラップアウトフィッターの高機能シャツをご紹介。アーバンアウトドアスタイルに最適なオープンカラーシャツ。
今週のお題「夏物出し」
どーも。factm30です。
ここ数日は昼間の気温が一気に高くなって夏を感じる様になってきましたね。
今回はこれからの季節にキャンプやBBQ等のアウトドアスタイルのファッションにも活躍する「BURLAP OUTFITTER(バーラップアウトフィッター)x DOORS」の「SupplexNylon S/S SHIRTS」をご紹介します。
高機能素材のサプレックスナイロンを使用したオープンカラーシャツなのでタウンユースのみならずキャンプでも着用してみましたが、その機能性だけでなくミリタリーを参考にしたデザインも含めてアウトドアにピッタリなアイテムでした。
後半ではタウンユースとアウトドア、それぞれのコーディネートもご紹介しますので興味のある方は是非ご覧下さい。
- BURLAP OUTFITTER(バーラップアウトフィッター)とは?
- アーバンリサーチドアーズ別注の「SupplexNylon S/S SHIRTS」
- 「SupplexNylon S/S SHIRTS」を使用したコーディネート。
- 最後に。
BURLAP OUTFITTER(バーラップアウトフィッター)とは?
"ASK THE FABRIC"(生地に訊け)がメインコンセプト。
高機能素材を使用して、デザイン性の高いデイリーウエアを提案します。
軽くて暖かい、雨風に強く蒸れにくい、柔らかく着心地が良い、簡単に洗えてすぐ乾く・・・。
実際に着て使ってみなければその機能を体感出来ないという意味では
時代に合っているか判りませんが、
アウトドアやミリタリーのフィールドでも使用される
高機能素材のパフォーマンスを是非体感してみて下さい。
2016年から始動したBURLAP OUTFITTER(バーラップアウトフィッター)は高機能素材の良さを生かしたファッションアイテムを展開するブランドです。
引用にもあるようにメインコンセプトは“ASK THE FABRIC“(生地に訊け)。
シャツやパンツ、冬用のジャケットやコートからバッグや帽子などの小物までラインナップされていますが、そのどれもが機能素材を使用したアイテムとなっており、アウトドアブランド等で使用されている素材をデイリーウェアに落とし込んだプロダクトを展開しています。
天然素材にこだわっているブランドは多数存在しますが、デイリーウェアを扱うブランドで機能素材にこだわっているというのは珍しいですよね。
はてなブロガーのYMさんも過去にバーラップアウトフィッターの記事を投稿されています。
冬用のフリースをご紹介されていますが、こちらも機能素材のポーラテックを使用していてとても暖かそうだし格好良いです。
アーバンリサーチドアーズ別注の「SupplexNylon S/S SHIRTS」
今回購入したのは、アーバンリサーチドアーズがバーラップアウトフィッターに別注したアイテムになります。
以前からドアーズでバーラップアウトフィッターの別注アイテムを見かける事が多かったのですが、バーラップアウトフィッターのアイテムはドアーズのテイストによく合っていると感じます。
それでは「SupplexNylon S/S SHIRTS」の詳細を見ていきましょう。
高機能素材サプレックスナイロン
バーラップアウトフィッターのコンセプトに従ってまずは生地の紹介から。
アウトドアブランドのアイテムにもよく使われているサプレックスナイロン。
その名の通りナイロン素材の一種ですがサラリとした手触りでナイロンのイメージとは違って綿の様な柔らかさがあります。
軽量でシワがつきにくい、撥水、速乾、UVカット等アウトドアブランドが採用する理由がよく分かる機能が沢山備わっています。
天気や気温が変わりやすいキャンプでは衣類の脱ぎ着を頻繁に行う必要があるので脱いだ物をカバンに突っ込んだりする時、軽量でシワになりにくい素材というのは重宝します。
小雨程度なら撥水効果で弾いてくれますし、汗をかいても速乾性があるのでサラリとして不快感がありません。
またサプレックスナイロンにはUVカット効果も備わっています。
今回ご紹介するのはシャツなのでインナーにTシャツを着る事からUVカットの恩恵を受ける事は無いのでは?と思っていたのですが、調べてみると綿素材はUVカット率が50%程度でTシャツを着ていても肌に紫外線の影響を受けている様なんです。
しかしサプレックスナイロンのUPF値は40+(紫外線保護指数で紫外線の40分の1しか生地を通過しない)、つまりUVカット率は97.5%なのでサプレックスナイロンのシャツを羽織る事は紫外線から肌を守る効果が非常に高い事になります。
ざっくりとサプレックスナイロンについて説明しましたが、はてなブロガーの服地パイセンさんのこちらの記事も参考にさせていただきました。
サプレックスナイロンが気になるという方は、より深く解説されているのでどうぞご覧下さい。
以上のように様々な機能が備わっているサプレックスナイロンをどのようにデイリーウェアに落とし込んだのかを見ていきましょう。
ミリタリーデザイン
フロントに大きなフラップポケットが4つ配されたデザインはジャングルファティーグジャケットが元ネタでしょうか。
ミリタリー要素のあるデザインはアウトドアにピッタリです。
しかし生地のサラッとした感じや少し光沢のある見た目のおかげで、ゴリゴリのミリタリーアイテムには見えないので街での着用にも使いやすいと思います。
実際に物を入れるかどうかは別として、4つのポケットにはマチが付いているのも良いですね。
さりげなくBURLAP OUTFITTERのタグが付いています。
右胸のポケットにはプラスチック製のDカンが付いています。
サングラスを引っ掛ける事を想定している様ですが私自身はこのディテールは無くても良いかなと思いました。
フロントボタンは生地と同色のプラスチック製のスナップボタン。
金属製のスナップボタンと比べると少しチープさはありますが、機能性のある生地との相性は良い様に感じます。
ベースはキャンプシャツ?
バーラップアウトフィッターのインラインには「キャンプシャツ」という毎年展開されているアイテムがあるのですが、「BURLAP OUTFITTER(バーラップアウトフィッター)x DOORS」の「SupplexNylon S/S SHIRTS」はそのアイテムをベースにしている様です。
サプレックスナイロンを使用した半袖オープンカラーシャツでボックスシルエットというディテールは共通していますが、フロントポケットのデザインと背中側の仕様が異なっています。
こちらのインラインの「キャンプシャツ」もアウトドアショップのアパレルブースで試着した事があるのですが、背中にかなり大きなベンチレーション(風通しを良くする仕様)が備わっています。
私はこのベンチレーションの仕様がデザイン的に少し気になったのと、ミリタリーテイストが気に入ったのでドアーズ別注のアイテムを購入しましたが、サプレックスナイロンの速乾機能をより活かすにはインラインの「キャンプシャツ」も良いですね。
グラファイトカラー。
私がインラインのキャンプシャツでは無くドアーズ別注のアイテムを選んだ大きな理由がグラファイトカラー。
こちらのカラーがとても気に入ったのですが、インラインのキャンプシャツにはグラファイトカラーの設定がありませんでした。
色味としてのグラファイトカラーというのは初めて聞きましたが、ブラックに近いダークなグレーの事。
素材としてのグラファイトは炭素からなる鉱物で「黒鉛」や「石墨」と呼ばれ鉛筆やシャーペンの芯にも使用されているそうです。
確かにシャーペンの芯は真っ黒では無くグレーっぽいですよね。
色味を言葉で説明するのは難しいので、見た目のカラーに1番近い画像を載せてみます。(ご使用のモニターによってカラーの見え方には違いが出るとは思いますが・・・。)
キャンプ時にチェアでくつろいでいる姿を写した画像です。
ブラックだと暑苦しくなりがちですが、サプレックスナイロンのサラッとした生地感と相まって夏にも使いやすいカラーだと思います。
「SupplexNylon S/S SHIRTS」を使用したコーディネート。
アウトドア編
Tシャツの上にサプレックスナイロンシャツを羽織り、パンツはノースフェイスのフレキシブルアンクルパンツ。
シューズはニューバランスM996。
先程のキャンプ中の画像のコーディネートです。
キャンプ時はこちらのコーディネートにモンベルのO.D.ハットのブラックを被っています。
キャンプ中、テント設営時は直射日光にさらされますが、UVカット効果のあるサプレックスナイロンは心強いですね。
ただ実際にキャンプで着用する場合には焚き火をする時に火の粉が飛んできて当たってしまうと、すぐに穴が開いてしまう恐れがあるので注意が必要です。
他の着用アイテムの記事もよろしければご覧下さい。
タウンユース編
ボックスシルエットのシャツは少しゆったり目のストレートデニムと相性が良く、レザーサンダルを合わせてリラックスコーディネートで。
着用アイテムの記事もよろしければご覧下さい。
最後に。
「BURLAP OUTFITTER(バーラップアウトフィッター)x DOORS」の「SupplexNylon S/S SHIRTS」をご紹介しましたがいかがでしたか?
アウトドアブランドのアイテムを街でも見かける事が多くなっている様に、アーバンアウトドアスタイルの流れは加速している様に思います。
高機能素材の良さを生かしたプロダクトを生産しているバーラップアウトフィッターのアイテムを洋服のセレクトショップのみならず、本格的なキャンプギアを揃えているアウトドアショップでも目にする様になりました。
それはバーラップアウトフィッターのアイテムが、機能性とデザインにおいて高い次元で融合している証なのだと思います。