新しい財布が欲しい!!購入を検討している財布をご紹介します。
どーも。factm30です。
3月12日は312で財布の日だった様ですね。
少し過ぎてしまいましたが、風水では春に財布を新調するのは「財布が張る(春)ほどお金が入ってくる」とも言われていますし、新年度がスタートする4月に向けて財布を新調する方も多いと思います。
私も財布を新調しようと色々調べている最中なのですが、その中から気になっている財布を何点かご紹介したいと思います。
目次
現在使用している財布。
現在使用しているのはセレクトショップの「アーバンリサーチドアーズ」で10年程前に購入した、Hawk CompanyのPaquetという財布です。
私が使用しているモデルは現在販売されていない様ですが、13,000円ぐらいで購入したと思います。
しっかりした作りでとても頑丈です。
内装も全て牛革で製作されているので破れる事もないし、縫い目がほつれてくる事もなく10年以上使用していますが、とても頑丈な作りで全く潰れる気配がありません。
手入れなどは今まで全くしていなくて、引っ掻き傷もたくさんついていますが、とてもカジュアルなデザインなのでキズもデザインの一部だと思って今まで使用してきました。
大容量でカード類や小銭もたくさん入ります。
気に入っているのですが・・・。
気に入っている財布ですが買い替えを検討している理由は一つ。
大き過ぎる!!
キャッシュレス決済が急速に進んでいる現代には大き過ぎるサイズ感。
出かける際は何かしらのカバンを持ち歩くので問題はなかったのですが、大容量が故に無駄なものまで入れてしまいお金以外のものでパンパンに膨れ上がっています。
もはや財布というより小さめのカバンと言ってしまってもいいぐらいの大きさです。
10年以上使用したので買い替えてもいいかなという気持ちと、まだまだ使えるしなあという気持ちで揺れ動く中、良い財布は無いかなとインターネットで色々探している日々を過ごしています。
候補に上がっている財布。
まずは欲しい財布の条件から。
- コンパクト。
- 総本革製。
- 長く使えるもの。
- ブランドを主張しすぎないもの。
コンパクトといっても現在使用している財布より小さいもので、普通の二つ折り財布程度であれば問題なし。
内装まで全て本革で作られている物で、革の種類は絶対では無いですがブライドルレザーがかっこいいなと思っています。
縫製やコバの処理などがきっちり丁寧であれば長く使えそうです。
最後に、ブランドロゴ等は控えめな方が良いです。
以上の点を踏まえて候補に挙がっている財布をご紹介します。
土屋鞄製造所 「ブライドル二折財布」
[rakuten:takuminowaza:10001384:detail]
ランドセルの製造でもお馴染みの土屋鞄の財布です。
イギリスの名門タンナー、セジュウィック社のブライドルレザーを使用しています。
ブライドルレザーとはイギリスで手綱等の馬具用に作られている伝統的な革です。
革にロウを擦り込んで耐久性を高めた革は、ブルームと呼ばれるロウが結晶化したものが革の表面に浮き出てきます。
このブルームを馴染ませることで美しい艶が生まれ、じっくり時間を掛けて使い込んでいくと表面のロウが磨かれて、更に深い艶が出て経年変化を楽しむことが出来ます。
お手入れ用のミニブラシが付属しているのも高ポイント!
一方、縫製などの仕上げの部分ですが、我が家では娘が土屋鞄のランドセルを使用しているので丁寧な仕上げを実感する事が出来ます。
革を裁断する道具である革包丁をモチーフにしたロゴが内側に小さく入っています。
ロゴマークだけというのが控えめで良いですね。
万双 「ブライドル二つ折り財布(小銭入付)」
続いては東京上野のアメ横に小さな店舗を構える万双の財布。
インターネットで財布の情報を集めている時に知った革製品メーカーですが「世界最高峰の品質を常識的な価格で。」をコンセプトに掲げています。
まずは品質ですがホームページを見る限り、ステッチの丁寧さやコバの処理の綺麗さはとても素晴らしいです。
万双のホームページは職人のこだわりがたくさん紹介されていて、私も、ものづくりの仕事をしているのでとても心に響きます。
使用されているブライドルレザーのタンナーに関する表記はありませんが、世界各国から厳選したものを使用しているとのことで革の質も問題なさそうです。
それでいて価格も低く抑えられています。
これは商品を卸さずに、自社店舗とオンラインショップのみで販売することで中間マージンを省いて価格を抑えているとの事。
先程の土屋鞄も同じ様に直販しか行っていませんが全国に店舗のある土屋鞄に対して、万双の実店舗はアメ横と神戸の二店舗だけというのも価格に低さに関係しているのかも知れません。
そして万双の製品にはロゴは全く入っていません。
これも万双のこだわりで「人様の鞄に自分のところの名前が入っているのがおかしいと思うから」だそうです。
職人気質全開のこだわりの非常に強い革製品メーカーでコロナ禍がもう少し落ち着いたら神戸のアトリエに実物を見に行きたいと思っています。
双鞣和地(そうなめしわじ)という日本独自のレザーを使用した財布も気になっていて、こちらも一度現物を見たいです。
最後に一点、万双の残念な点があって、欠品が多いという事。
こだわりが強すぎて検品ではじかれるものが多いとのことで、欲しい商品が欲しい時に手に入らないことがある様です。
最高品質を目指す上では仕方が無いのでしょう。
残念ながら候補から漏れた財布。
ラルコバレーノ 「スマートミニウォレット」
こちらは、はてなブロガーの遊佐さんがおすすめされていた財布です。
詳しくは遊佐さんの記事を見ていただければ分かるのですが、その名の通りとてもスマートでとてもミニなウォレットです(そのまますぎてすいません笑)。
スマホ決済が主流になりつつある現代の財布の完成形と言えるのでは無いでしょうか。
コンパクトな財布を探していた私は、かなりの衝撃を受けながらこちらの記事を読ませて頂きました。
しかし残念ながら候補から外れてしまった理由は、私がその進化についていけていないからです。
スマホ決済も利用していますが、財布は別物という意識があって、私はやはり財布然とした、「いかにもな財布」を所有したいとの思いがあるので候補から外れてしまいましたが、これからの時代に合ったとてもかっこいい財布だと思います。
グレンロイヤル 「マネークリップ(小銭入れ付き)」
私がコンパクトなブライドルレザーの財布を探し始めた時に最初に候補に挙がったのがこれです。
問答無用のかっこよさ!
正直、本日ご紹介した財布の中で一番かっこいいです。
ブライドルレザーとクリップのゴールドカラーも非常にマッチしています。
しかし残念ながら候補から外れてしまった理由は、
カッコ良すぎる!!
私はこの財布を持つほど紳士では無いのです(泣)。
残念ながら精算時にスマートに振る舞うことが出来ないのです(泣)。
私は断念してしまいましたが、大人の男性に相応しいとてもかっこいい財布です。
グレンロイヤルのマネークリップが気になる方は、はてなブロガーのちゃんベーさんの記事を是非ご覧になって下さい。
お手入れ方法等いくつか記事があってとても参考になりますよ。
最後に。
私が購入を検討している財布をいくつかご紹介しましたがいかがでしたか?
まだ実物をあまり見れていないので購入はまだまだ先になるかもしれませんし、気が変わって今の財布を使い続ける可能性もありますが、購入した際は記事にしたいと思います。
レビューが読みたい方は、現在使用している財布が壊れることを祈って下さい(笑)。
【追記2021/09/25】
結局新しい財布に選んだのは、本記事ではご紹介していない「所作ブライドルcp3.5」になりました。
「格好良い財布」をテーマに探していましたが、「所作」の財布は使ってみたくなる財布でした。
購入した「所作ブライドルcp3.5」詳細を記事にしていますのでよろしければご覧下さい。