続・私の冬の必需品。ハクキンカイロの使用方法をご紹介します。
どーも。factm30です。
冬の私の身体と所有欲を暖めてくれるハクキンカイロのご紹介です。
ハクキンカイロのメリット、デメリットをご紹介した前編に引き続き、今回は使用方法等をご紹介する後編になります。
▼前編はこちらです。
ハクキンカイロの使用方法。
1.蓋を外します。
孔雀がモチーフの空気穴が空いている部分を引っ張ると蓋が外れます。
2.火口を外します。
グレーのワタの様に見えるのがプラチナ触媒です。
ガラス繊維にプラチナの微粒子を含ませてあり、この部分が化学反応を起こして発熱します。
プラチナ触媒が入っている金具を引っ張って外します。
本体内部にはベンジンを染み込ませる為の脱脂綿が入っています。
3.計量カップを差し込んでベンジンを注ぎます。
計量カップには線が2本引いて有り一本目の線までベンジンを入れると6時間、2本目の線で12時間となります。
計量カップには弁が付いていて、
写真のようにカップを90度捻ると弁が開いてベンジンが本体に入っていく仕組みになっています。
私の所有するミニは18時間使用可能なので計量カップ一杯半で満タンになります。
スタンダードサイズは24時間使用可能なので、先程の作業を2回繰り返します。
4.余分なベンジンを排出する。
ベンジンが規定量より多いと反応が上手く進まず暖まりにくいです。
多く入り過ぎてしまった場合は、本体を逆さにして少し押すと余分なベンジンが出てきます。
確認の為に一応毎回行いますが、一度も出てきた事はありません。
5.火口を元に戻しライター等の火で炙る。
この作業は着火しているのでは無く、化学反応を促す為に熱を与える事が目的です。
なので直接炎を当てるのでは無く3秒程プラチナ触媒に近づけます。
この時、炎の先端部分(オレンジの炎)で炙るとススで触媒を汚してしまうので根本部分(青の炎)で炙ります。
6.反応を確認して蓋を閉じる。
化学反応が始まると火口部分が熱くなってきますので蓋を閉じて、付属のフリース製のカバーに入れて準備完了です。
その他の手入れ。
基本的に日々の手入れは必要ないですが、シーズンの初めにそろそろ使おうかと取り出すと、
写真の様に本体が白く、くすんでいる場合があります。
これは昨シーズン使用した時のベンジンが乾き切る事なく、長期間保管していると起きる現象の様です。
その場合は柔らかい布にベンジンを少量付けて磨くと、
すぐにくすみが取れてピカピカになります。
ベンジンの映り込みがすごいです(笑)。
ベンジンは衣類の染み抜きや機械の洗浄に使用される様なのでその効果できれいになるのでしょうか?
効果的な身体の温め方。
私はハクキンカイロミニをふたつ所有しているので、ひとつは手を暖める用でもうひとつは身体を暖める用として使用しています。
手を暖める用は袖口に入れて手首を暖めます。しばらく袖口に入れておくと手がポカポカしてきますので、今度は反対の袖口に入れ換えるようにして片方ずつ暖めます。
身体を暖める用はうなじ、(ネックウォーマーの中)胸元(シャツの胸ポケット)を交互に暖めます。
一ヶ所にずっと当てていると低温やけどを起こす可能性もあるので注意が必要です。
ベンジンや交換品は純正を。
ベンジンはハクキンカイロ社の指定するエビスベンジンとNTベンジンの2種類があります。
ジッポーライター用のオイルでも暖かくなるようですが、ハクキンカイロは安全面に注意しながら使用しなくてはいけないので安心感のある専用ベンジンを使用しましょう。
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火口は1〜2シーズン、本体内部の脱脂綿は5〜10年での交換が推奨されています。
いずれも純正部品が販売されています。
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最後に。
ハクキンカイロの使用方法をご紹介しましたがいかがでしたか?
使い捨てカイロの方が圧倒的に手軽ですし、充電式カイロも性能の高いものが増えてきている様です。
前編でも述べましたが万人におすすめ出来るものではないと思います。
しかし私にとっては代えがきかない冬の相棒です。
少しだけ手間の掛かるもうひとつの相棒のハミルトンカーキメカと共に、冬の朝の手間を楽しみたいと思います。
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ハミルトンカーキメカの記事もよろしければご覧ください。
毎朝カリカリと手巻きしています。