factm30 かっこいいおじさんになりたい普通のお父さんのブログ

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私の冬の必需品。ハクキンカイロをご紹介します。

 

どーも。factm30です。

11月に入って季節はどんどんと冬に向かっていますね。

私の仕事は職人仕事の為、会社では事務所以外はエアコンが付いていないので、これからの季節は寒さとの戦いになります。

暖かい服装を選ぶのは当然ですが、それ以外にも暖かアイテムを使用しています。

今日は私の冬の必需品であるハクキンカイロをご紹介したいと思います。

今回は前編としてハクキンカイロの良い点、そして難点をご紹介します。

後編では使用方法等をご紹介します。

 

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ハクキンカイロとは。

ハクキンカイロ社から販売されている燃料式カイロです。

その歴史は1923年に発明されたとありますので、もう少しで100年になります。

燃料式カイロといえば私が子供の頃に、祖父がナショナルカイロを使用していました。

若い方は全く分からないと思いますが、薄型の円柱状の物体に液体を入れて乾電池を押し付けていた祖父の姿を、ワクワクしながら見ていました。

扱いが容易である使い捨てカイロの普及によってナショナルカイロは姿を消しましたが、燃料式カイロの元祖であるハクキンカイロ社は交換部品の販売も行っているので安心して使い続ける事が出来ます。

hakukin.co.jp

ハクキンカイロは、ベンジンの気化ガスがプラチナと接触して発熱する科学原理によるもので、直接ベンジンに火をつけているわけではありません。マッチやライターを用いるのは、プラチナの接触反応を開始させる温度を与えるためです。
気化したベンジンがプラチナの接触作用により「炭酸ガスと水」に分解され、そのとき発生する酸化熱を応用した、環境にとても優しい、安全でクリーンなハイテクカイロです。

引用:ハクキンカイロ公式サイト

https://hakukin.co.jp/about.html

現在の一般的な使い捨てカイロは、鉄と空気中の酸素が反応して酸化鉄になる時に発生する熱を利用したものです。

一方ハクキンカイロは引用にある様に、ベンジンの気化ガスとプラチナが反応する時の熱を利用しています。

ハクキンカイロの良い所は?

それではハクキンカイロの良い所を紹介していきます。

かなりの暖かさ。

公式サイトによると熱量は使い捨てカイロの13倍との事です。

体感温度が13倍という訳ではありませんが、明らかに温度が違います。

後述しますが使用中は付属のフリース製のカバーに入れて使用しますが、カバーに入れないと持っていられない程本体は熱くなります。

それに使い捨てカイロは外気温にかなり影響を受ける事がありますが、ハクキンカイロは外気温が低くても暖かさをキープしてくれます。

冬キャンプの時に使用するとその暖かさを実感する事が出来ます。

使用時間を調節できる。

使い捨てカイロは使用時間が商品によって決まっています。

8時間や12時間使用できるものをよく見かけます。

一方ハクキンカイロは燃料(ベンジン)の量で時間を調節する事が出来ます。

後ほど使用方法をご紹介しますが付属の計量カップベンジンの量を計って注入しますので入れる量で、ある程度の調整が可能です。

ハクキンカイロジャイアント、スタンダード、ミニと三つのサイズがあり私が使用しているのはミニサイズで、最大18時間の使用が可能ですが残業がなさそうな日はベンジンの量を少なめにして夕方ごろに切れるようにしています。

使い捨てカイロよりもエコ。

使い捨てカイロは使用時に初めて空気に触れさせなければならないので、ひとつずつビニール袋に密封されています。

なので毎回カイロ本体とビニール袋がゴミになります。

昔は使い捨てカイロを毎日二つ使用していたので相当な量になっていました。

ハクキンカイロだと使用時にゴミは出ません。

使用頻度によりますがベンジンの空ボトルがゴミになるだけです。

男心をくすぐるフォルムと見た目。

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本体は真鍮製ニッケルメッキ仕上げで鏡面仕上げを施してある為、光を反射してピカピカです。

角もなく絶妙な曲線ばかりなので、手のひらへの馴染みがとてもいいです(鏡面仕上げの為、すぐに指紋が付くし使用時はケースに入れるので直接触ることはほとんど有りませんが・・・)。

そして本体の蓋部分に空気を取り込むための穴が開けられていますが、孔雀がモチーフになっています。

そのレトロな雰囲気も大好きです。

ハクキンカイロの難点は?

ハクキンカイロは私にとっては素晴らしい製品ですが、難点もあります。

準備に時間がかかる。

後編で使用方法を紹介しますが、袋を破ってシャカシャカ振るだけの使い捨てカイロと比べると手間がかかります。

この手間を楽しめるかどうかがポイントになると思います。

他のものに例えるとコーヒーの場合は、缶コーヒーやインスタントコーヒーよりドリップコーヒーやマキネッタで入れるコーヒーはただ美味しいだけでなく豆を引いたり器具をセットする手間を楽しんでいる方も多いと思います。

ハクキンカイロも同じように、暖かさを求めるだけではなく毎朝の儀式のように行っているので私は面倒臭いと思ったことはありません。

マキネッタの記事も書いていますのでよろしければご覧ください。

 

sp500factm30.hatenablog.com

 

火器やベンジンを使用する為扱いにくい。

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ハクキンカイロは燃料にベンジンを使用しますが写真のようにベンジンのボトルには物騒なマークが並んでいます。

適切に使用すればもちろん問題はないですが、初めて使用するには少しハードルが高いかもしれません。

そして触媒と気化ガスの反応を促すために火口と呼ばれる部分をライターやマッチなどで少しあぶるので火事にも注意が必要です。

ベンジンの匂いが気になる。

シャツの胸ポケットに入れて使用した時は少しベンジンの匂いが気になりました。

フリース製の袋にアロマオイルを垂らして使用している方もいるようです。

 

最後に。

ハクキンカイロをご紹介しましたがいかがでしたか?

メリットよりもデメリットの方が強いと感じる方が多いと思います。

ご紹介しておいてなんですが、私も気軽におすすめはしません(笑)。

使い捨てカイロにとって変わられたのも納得できます。

しかし一方で根強いファンも多いと思います。

近日中に使用方法等の後編を記事にしますので気になる方は少しお待ちください。

 

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こちらはベンジンがセットになっています。

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