セントジェームスのウェッソンはどれぐらい縮むのか?ボーダーとソリッドで縮み方が違うという噂を検証します。
どーも。factm30です。
9月に入って朝晩が少しずつ涼しくなってきましたね。
そろそろ秋物の洋服を検討されている方も増えてきていると思います。
私は秋物の洋服といえばセントジェームスのウェッソンが大好きです。
しかしセントジェームスのウェッソンはサイズ表記が少し変わっている事と、洗濯による縮みが発生するので購入時にサイズ選びで困る方が多い様です。
そこで今日はセントジェームスのウェッソン購入後の洗濯による縮みについて、私の所有しているものを実際に計測したいと思います。
セントジェームス・ウェッソンのサイズ
セントジェームスのウェッソンといえばボーダー柄のバスクシャツの定番ですが、サイズ表記が通常のカットソーで使用されている(大体の方が1番馴染みのある)SやMやLでは無くT0〜T7というサイズ表記が使用されています。
これはフランス語でサイズを意味する「taille」の頭文字の「T」と数字を組み合わせて大きさを表している様です。
数字が大きくなる程サイズが大きくなるという事ですね。
ウェッソンは男女兼用ですので、メンズサイズですとT4でS、T5でM、T6でL、T7でXL程度のサイズ感になります。
セントジェームス以外にフランス製の洋服を持っていないのでこちらのサイズ表記がフランス服全体で使用されているのかセントジェームス独自のものなのか、わかりませんがどうなんでしょうか?
私が所有している2着
私はT4サイズのボーダーとT5サイズのソリッド(無地)の2着を所有しています。
ボーダーはそのまま1着で着るのですが、ソリッドはボタンダウンシャツの上に重ね着する事を想定してワンサイズ上げたものを購入しました。
T4ボーダーは5年程度、T5ソリッドは3年程度着用しています。
着用後毎回洗濯機で洗濯していますので通算の洗濯回数は分かりませんが、縮みが発生するのは最初の10回ぐらいまでかと思います。(洗濯の仕方や乾燥機使用の有無によっても違いがあります)
以前ネットでボーダーとソリッドは縮み方が違うという情報を目にしていましたが実際はどうでしょうか?
それではそれぞれのサイズを計測していきます。
未洗いサイズについてはセントジェームス公式ページの数字をお借りしました。
T4サイズ・ボーダー
まずはT4ボーダーから計測していきます。
着丈
未洗い68cm→現在64cm
袖丈
未洗い56.5cm→現在52cm
身幅
未洗い50cm→現在47cm
T5サイズ・ソリッド
次にT5ソリッドを計測します。
着丈
未洗い70cm→現在70cm
袖丈
未洗い57cm→現在56cm
身幅
未洗い52cm→現在51cm
計測結果
まとめると
T4ボーダー
着丈 −4cm
袖丈 −4.5cm
身幅 −3cm
T5ソリッド
着丈 ±0cm
袖丈 −1cm
身幅 −1cm
公式ホームページでは2cm程度縮むとの記載がありました。
私の計測による誤差や個体差もあると思いますが、やはりボーダーはよく縮みソリッドはあまり縮まないという結果になりました。
そしてセントジェームスのウェッソンは元々漁師やヨットマン等の船乗り達が着ていたものがベースになっていますので、袖丈が元々短めに作られています。
縮みによってさらに短くなるので特に袖丈には注意が必要です。
一枚で着用するのか、中にボタンダウンのシャツを着るのか、コートなどのアウターの中に着るのか、と様々な着用スタイルに対応できるカットソーですので、ベストサイズを把握するのは難しいかもしれないですが、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後に。
真夏以外ならいつでも着る事が出来るとよく言われるセントジェームスのウェッソンはこれからの季節に最適です。
また洗濯機で洗うことによって生地の目が詰まって(目が詰まることによって縮みが発生します)どんどん生地がしっかりしていく感覚ですので5年10年と長く着る事が出来ます。
そしてなにより定番で流行り廃りもないのでとてもおすすめです!
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