ランタン明るさ徹底比較!ユニフレームvsベアボーンズリビングvsスマイルランタン。
今週のお題「もしもの備え」
どーも。factm30です。
今日は「今週のお題」に絡めた記事に挑戦してみたいと思います。
私は家族でキャンプによく行くのですがキャンプに使う道具は、災害時に役立つと言われる事が多いです。
その中でもランタンは、停電時に役立つだろうと漠然と思っていたのですが、この機会に実際に家の中で使用するとどのくらいの明るさを確保できるのかを試してみたいと思います。
もちろんキャンプ用に明るさを知りたいという方も是非一度読んでみてください。
ランタンの種類
まずランタンの説明ですが、大きく2種類に分類されます。
燃焼系ランタン
ホワイトガソリンやガス等を燃料にして、燃焼させて明るく照らすタイプのランタンです。
後述する非燃焼系よりも明るいものが多く、キャンプではサイト全体を照らすメインランタンに使われる事が多いです。
電気とは違い雰囲気のある灯りですが、特にホワイトガソリンを使用するタイプのランタンはメンテナンスが大変だったり、使用方法によっては危なかったりするのでベテランキャンパーが使用されているイメージがあります。
非燃焼系ランタン
電気によって明るく照らすタイプのランタンです。
電池式や充電式のタイプがあり最近はLEDを使ったものが主流となっています。
燃焼形よりも暗いタイプのものが多く、テーブルの上を照らしたりテントの中を照らしたりと、スポット的に使用する事が多いです。
LEDの灯りはキャンプに使用するには人工的だと言われていましたが、今ではオレンジ色の電球色の灯りがあったり白く明るく照らせるもの(燃焼系にも負けない明るさ)も増えてきています。
また小さいお子様でも取り扱いが簡単なものも多いので、ファミリーキャンパーに非常に人気があり、おしゃれなデザインのものが増えてきています。
我が家が使用しているランタン
我が家が使用しているランタンは以下の3つになります。
ひとつずつ特徴を紹介していきます。
ユニフレームのフォールディングガスランタン
まずは我が家のメインランタンであるユニフレームのフォールディングガスランタンです。
こちらは燃焼系ランタンで、燃料はカセットボンベのガスを使用します。
鍋を食べる時の卓上コンロに使用するガスボンベと同じものが使用できます。
カセットボンベであれば家庭でストックしていますし、最悪コンビニでも売っていますので非常に重宝しています。
写真はカセットボンベをセットしていない状態で、ボンベをセットする時に内部に収まっているマントル(発光体となるものでライトで言うと電球の部分)とホヤ(マントルを守る風防で筒状のガラス部分)がせり上がってくる仕組みになっているので、持ち運び時は使用時よりもコンパクトです。
ホワイトガソリンを使用するランタンと比較すると少々暗いですがカセットボンベの手軽さと、LEDよりも明るく雰囲気の良い灯りでとても気に入っています。
ベアボーンズリビングのビーコンライトLED
こちらのランタンは食事時にテーブルを照らす用に使用しています。
見た目はヴィンテージのランプっぽく見えますが、充電式のランタンでLEDを使用しています。
他のLEDランタンにありがちなプラスティック製では無くシェード部分はスチール製で重厚感があります。
ランタン上部のつまみで明るさの調整をするのですがLowモードで200時間、Hiモードで3時間使用する事が出来ます。Hiモードの3時間は心許ないですが、中間のMidモードで使用しても明るさ的には問題ないので少し暗くして使用しています。
またこのベアボーンズリビングというメーカーでは他にも魅力的なランタンやキャンプ用品が沢山販売されています。
スマイルLEDランタン
こちらのランタンは子供用のランタンとして使用しています。
電池式でLEDを使用しています。
単三電池が4本必要ですがとても気軽に使う事が出来ます。
カラーバリエーションが沢山販売されているので、子供に好きな色を選んでもらったのですが自分専用のランタンという事で非常に喜んでいます。
価格も1000円程度と非常に安価なのでお子様1人にひとつ持たせてあげると喜んでもらえると思います。
明るさは上記の2点に比べると劣りますが子供の懐中電灯がわりの使用やテントの中に使用する分には問題ないと思います。
明るさを比べてみました
それでは明るさを比べていきます。
停電時にどれぐらい使えるのかを見る為に部屋の電気を全て消してそれぞれのランタンの明るさを撮影してみました。
それぞれのランタンの光源の高さは床から140cmに合わせています。
スマイルランタン
ふすまがぼんやりと明るく照らされています。
床に本を3冊立てていますが表紙の文字を読み取る事は出来ません。
ちなみに、こちらのランタンはシェードの部分を上下付け替えて使う事が可能です。
付け替える事によりLEDのチップの向きが変わるので光を照らす方向を変える事が出来ます。
先程の写真ではLEDチップが上の方向を向いているので、ふすまの上の方が明るく照らされています。
ではシェードを付け替えてみましょう。
この様に逆さまになります。
こんどはLEDチップが下の方向を向いているのでふすまの下半分と床が明るくなりました。
本の文字も少し見えやすい明るさになりました。
ベアボーンズリビングのビーコンライト
一気に明るくなりました。
こちらはHiモードの明るさです。
こちらもLEDチップが下向きの為、部屋の大きさにもよりますがもう少し高い位置に設置すれば通常の電気としても使用出来そうです。
しかし持続時間は3時間程度です。
ではMidモードではどうでしょうか?
モードの調整はオーディオ等のボリュームつまみの様に無段階調整なので、つまみを大体半分ぐらいの位置に合わせた状態です。
スマイルランタンと同じぐらいの明るさです。
スマイルランタンと違い細かく明るさを調整出来るのでバッテリー残量を気にしながら(青く光っているインジケーターで残量が分かります)使用できる点が便利です。
ちなみに気付いた方もいらっしゃると思いますがこちらのランタンは影が非常に特徴的です。
上手く撮れませんでしたが、床に近づけると光と影で花の様な模様が出来ます。
ランタン自体をテーブル等に直置き出来る様に脚がついている為この様な影になります。
キャンプでの雰囲気作りには良いですが停電時に家の中で使用するには少し気になるかも知れません。
ユニフレームのガスランタン
部屋全体に明かりが届いています。
LEDランタンはLEDのチップの向いている方向を照らしますがこちらのランタンは全体的に明るく照らしています。
ランタンの真下は暗くなりますが、それでも床に置いた本の文字を読み取る事が出来るぐらいの明るさがあります。
こちらもつまみでガスの量を調整する事で明るさを調整することが可能です。
写真は一番明るくした状態です。
メーカーではこちらのランタン専用のカセットボンベを使用する事を推奨していますが、燃焼時間は5時間程度だそうです。
注意:ガスランタンは屋外専用です。今回は明るさの実験の為に安全に配慮して使用しましたが、停電時においても室内での使用は禁止されています。
ガスランタンは全品屋外専用です。
テント内・車内などの屋内では絶対に使わないでください。引用元:
フォールディングガスランタン UL-X クリア | ユニフレーム アウトドア用品総合メーカー
最後に
今年はコロナ禍で全然キャンプに行けていないのですが、またの機会にそれぞれのランタンのキャンプでの使用感や雰囲気を含めたレビューを記事にしたいと思っています。
災害時にキャンプ用品が役に立つのか?と言う
疑問もあり、今回は停電時のランタンの明るさについて記事にしてみました。
今回どのランタンでも停電時に役立つ事がわかりました。
もしもの時に使用できる様に乾電池をストックする事やしっかり充電しておく事が大事だと再確認できました。
ランタン以外でも寝袋等は使えそうな気がしますし、キャンプのスキルは災害時に役立つ事があるかもしれません。
しかし台風や地震等の災害による被害が少しでも無くなる事を祈っています。