factm30 かっこいいおじさんになりたい普通のお父さんのブログ

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錫100%の自分で曲げて使うトレイ。プレゼントに最適!能作KAGO(カゴ)シリーズのダリア

 

どーも。factm30です。

 

今日は私がプレゼントに最適だと思っている商品をご紹介したいと思います。

 

突然ですが問題です。

みなさんは能作と言う会社の商品はご存知でしょうか?

色々なメディアに取り上げられて結構有名な会社ですが、どうですか?

 

我が家にある能作の商品はこちらです。

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こちらをご覧になって「あぁ、それ見た事がある!」

と言う方もいらっしゃると思いますが、まだ「なんだそれ?」な方もいますか?

 

では、この写真でどうでしょうか?

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先程の写真と同じものです。グニャッと曲がっています。

 

そうなんです。正解は、手で曲げて使う事の出来る「錫(すず)」と言う金属で作られた能作KAGO(カゴ)シリーズのダリアと言う商品です。

 

錫(すず)とは。

 

金、銀、銅、鉄、などは馴染みのある金属だと思いますが、錫(すず)も金属の一種です。錫(すず)というのは金属の中ではとても柔らかくて、錫100%で製造されたものは先程の写真の様に手で曲げる事が出来ます。

錫100%だと柔らか過ぎるので昔は他の金属と混ぜて合金にして強度を出していた様です。

 

能作とは?

 

www.nousaku.co.jp

 

創業は1916年と、とても歴史のある会社です。何年か前にガイアの夜明けと言うテレビ東京の番組で特集されていて、こちらの会社と商品を知ってとても興味を持っていました。

 

その番組は5年以上前の放送なので、内容全ては覚えて無いのですが、錫を使った食器の製造を始める時に「錫100%だと柔らか過ぎて曲がってしまう。それならば曲げて使う食器を作ればいい」と錫のデメリットを逆手に取ってメリットに変えて開発したそうです。

 

その後こちらも、同じくテレビ東京カンブリア宮殿でも特集されていました。

その時の放送で、私の印象に残っているエピソードがあります。

まだ会社が低迷している時代に親子で工場見学に来た母親が、汗をかきながら働いている鋳物職人を見た後、息子に向かって「勉強をしないと、あのおじさんみたいになるわよ」と言ったそうです。

それを聞いた、まだ社長になる前の鋳物職人だった能作さんは「鋳物職人の地位を絶対に取り戻す」と誓ったそうです。

その後錫100%の商品が大ヒットし、現在ではバスツアーが組まれるなど工場見学に来る人が絶えないそうです。

 

私も、ものづくりの仕事をしていますので、この放送を見て思うところがたくさんありました。

(ただ子供に限らず大人になっても勉強は大事です。しっかり勉強しましょう。そしてしっかり勉強した子供達がものづくりの仕事に就きたいと思ってもらえる様になる事が大事だと思います。その為に私も日々、色々な事を勉強していきたいです。)

 

それではKAGO(カゴ)シリーズのダリアを紹介していきます。

 

少し前置きが長くなり申し訳ございません。

私はこちらのダリアを友人にプレゼントで頂きました。

では、紹介していきます。

 

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その名の通り花のダリアをイメージして作られています。端の方を少し曲げてみました。

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何度も同じ場所を曲げたり急激に力を加えない限り折れてしまう事はありません。

そして曲がる時に「ピキピキ」と音が鳴ります。錫鳴きと言われるそうで、最初は折れてしまわないか心配でしたが、慣れてくると心地よい音に聞こえます。

 

能作のホームページによると、こちらの商品はフルーツトレイや菓子器など、お好きな形にアレンジしてお使い下さいとの記載がありますが、好きに使えと言われると自分のセンスを試されている様でドキドキします(笑)

 

我が家の使用方法は?

 

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我が家ではこの様にドライフラワーを置いてみたり

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この様に壁に立て掛けたり、インテリアの飾りとして使用しています。

少しサイズが小さいですが、

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この様に菓子置きにしても、ただのおかきも少しランクが上がった様に見えます(笑)

 

お手入れ方法は?

普段の手入れは柔らかい布で拭いておくと大丈夫です。また中性洗剤で洗って水気を取っておけば問題ありません。

年月が経ってきても錆びる事も有りませんが少し輝きが鈍くなります。

その場合は重曹で磨くと輝きが戻るそうです。

 

 

www.nousaku.co.jp

詳しくこちらを参照下さい。

 

重曹で磨いてみました。

 

という訳で我が家のダリアを重曹で磨いてみたいと思います。

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この様に少し変色があり、輝きが鈍くなっています。

重曹を水で溶いて柔らかい布で磨いてみました。その後中性洗剤で洗って水気をしっかり拭き取りました。

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どうでしょうか?ちょっと写真では分かりにくいですが、変色は無くなり少し曇りが取れました。

注意:ただし重曹の量や水の量など全て自己流で行っていますので、試される方は自己責任でお願いします。

 

最後に。

 

今日は能作のKAGO(カゴ)シリーズのダリアを紹介しました。

 

私は最初に能作を知った時から気になっていたのですが自分で購入するには至らなかったのですがその後、新築祝いとしてプレゼントしてもらって非常に嬉しかったです。

貰った本人が使い方を色々考えられる商品というのも珍しいですし、なんと言っても曲げる感触はとても不思議で楽しいです。

 

 

他にもタンブラーや箸置きやお皿等様々な素敵な商品がありますので、よければご覧下さい。