腕時計ベルトの交換をしました。革ベルトからステンレスベルトへ衣替え。BERGEON(ベルジョン)のバネ棒外し。
どーも。factm30です。
今日は腕時計のベルト交換をしましたので、紹介したいと思います。
みなさんは自分で腕時計のベルトを交換する事はありますか?
私は以前紹介した様に、ハミルトンの腕時計のベルトを純正のキャンバスベルトから、引き通しのバリスティックナイロンのベルトに交換しています。
ハミルトンの記事はこちら
そして今回交換するのはこちらのオリエントの時計です。
社外品革ベルトから
純正ステンレスベルトへ。
上の写真の革ベルトは社外製でバンビというメーカーのコードバンのベルトです。
秋や冬の寒い季節やスーツを着る時などはこちらのベルトを付けています。
今日はこちらから元々時計に付いていた純正のミラネーゼブレスに交換しました。
バンビはクロコダイルや牛革などの定番以外にも、様々な素材の時計ベルトを取り扱っているのですが、牛革の中でも松阪牛革のベルトを取り扱っています。肉だけでなく革もよいのでしょうね。
それでは交換していきましょう。
まずはバネ棒外しを準備します。私はBERGEON(ベルジョン)というメーカーの物を使っています。
- 価格: 2200 円
- 楽天で詳細を見る
上と下で先の形状が違います。
こちらがY型と呼ばれるもので時計のラグの外側に穴の無いタイプ(穴が貫通していない)の時に使います。今回のオリエントはこちらのタイプです。
こちらがI型と呼ばれるもので時計のラグの外側に穴の有るタイプ(穴が貫通している)の時に使います。前回のハミルトンはこちらのタイプです。
Y型の方の先をベルトとラグの隙間に差し込み内側(ベルト側)に押し込みながらバネ棒を穴から外します。ラグやベルトにキズが付くのが気になる方はマスキングテープ等で保護してから作業する事をおすすめします。
ベルトの横から少し見えているのがバネ棒です。
ベルトからバネ棒を引き抜きます。
少し細くなっている部分の内部がバネになっていて押すと縮む機構になっています。結構細かい作業になるので慣れるまでは少し苦労するかもしれません。
次に交換するベルトの溝にバネ棒を入れます。
片方の穴にバネ棒を入れてからもう片方をバネ棒外しでベルト側に押し込んで、バネを縮めながら穴の位置に合わせてからバネを緩めて穴に入れます。
取り付けが完了したら少しベルトを引っ張ってきちんと穴にバネ棒が入っているかを確認して下さい。完全に穴に入りきっていなくて腕に着けているときに外れて落ちると大変な事になってしまいます。
先程のバンビのホームページに交換方法の動画もありますので、参考にして下さい。
完成しました。涼しげに見えます。
革ベルトの場合は夏の汗が気になりますが、ステンレスベルトなら平気です。
今日は時計ベルトの交換をしてみましたが、いかがでしたか?
私も慣れるまではバネ棒を飛ばしてしまったり、穴に上手くはまらなかったりして時間がかかっていましたが、慣れると数分で交換する事が出来ます。
時計の購入店で、ベルト交換を依頼する方は多いと思いますが、バネ棒外しがあれば今回の様に夏と冬の衣替え的な意味合いだけでは無く、服装によって色違いの革ベルトに付け替えて楽しんだりする事が出来ますので、バネ棒外しは持っておくと便利だと思います。
Tシャツの色を選ぶ様に、時計ベルトをその日の気分で選んでお出かけしましょう!
広告
THE YELLOW MONKEYのシューホーンキーホルダーをパラブーツ風シューホーンに改造してみました。素人がレザークラフトに挑戦!
どーも。factm30です。
少し前になりますがレザークラフトに挑戦したので製作した物を紹介したいと思います。
製作したものはこちら、
パラブーツのシャンボード!!・・・ではなく
靴べら(シューホーン)です。
はてなブログを始める前に製作したものですので、残念ながら製作過程の写真はありません。
もっと早くにブログを始めていれば、レザークラフトの記事を2つぐらい書けたのになぁと後悔しています。
靴べらって必要?
みなさんは靴べらを使っていますか?
我が家にはプラスティック製の緑色のベタな靴べらがありますが、下駄箱の奥に眠っています。大事に履いているニューバランスのスニーカーは靴ひもを緩めてから脱ぎ履きしているので、以前は靴べらを使う事がありませんでした(靴ひもを緩めて尚且つ靴べらを使って履くのが一番良いので今ではその様に履いています)。
しかしパラブーツのシャンボードを購入する時に靴べらは必須だと思い、調べてみるとパラブーツ純正シューホーンが販売されているのを知りました。
[rakuten:flisco:10005821:detail]
しかし普段スニーカーしか履かない私にはシャンボードは高額過ぎたので、靴クリームやブラシなどのケアグッズを購入すると、おこづかいがなくなってしまいました(泣)。
とりあえず下駄箱の奥に眠っている、ベタな靴べらを取り出しておこうと思っていたのですが、そんな時に出会ってしまったのです。
文字が小さくて分かりにくいですがこちらは、
私factm30が大好きなTHE YELLOW MONKEY
のツアーグッズです。
シャンボードを購入したその日にイエローモンキーのライブがあり、念願だったシャンボードを購入した喜びとイエローモンキーのライブを観れる喜びでテンションMAXでグッズ売り場に向かうと、この商品が販売されていたのです。
これは運命でしょう。
買うしかないでしょう。
シューホーンキーホルダーとして販売されていたのですが、ライブが終わり家に帰って眺めていた時閃いたのです。
チェーンと留め具部分を外して革を取り付ければ、パラブーツの純正シューホーンっぽいものを自作出来るのではないかと思い、後日挑戦してみました。
革は端切れだと安く購入出来ます。
レザークラフトに関するブログを色々調べて、
革を同じ形に2枚カットして、革と革の間にひと回り小さく切った厚紙を挟んで手縫いしました。ステッチの糸の色はパラブーツに因んで白にしました。
分かりにくいですがコバも磨きました。本来はトコノールというコバ磨き用の仕上げ剤を塗って磨くのですが、水でもある程度綺麗になる様なのでサンドペーパーで毛羽立ちを取ってから水をつけて木のヘラで磨いてみました。
次にシカゴスクリューとかコンチョネジと呼ばれるこちら
を使って靴べら本体と革部分をつなぎます。
これで革部分が回転できる様になるので、
持ち運び時は小さくして、
使う時は革部分を回転させて持ち手にする事が出来ます。
これでいつでもどこでも靴を傷めずに履く事が出来ます。
素人のレザークラフトなのでステッチが歪んでいたりコバ磨きが甘かったりしますが、初めてにしては上手く出来たと思います。
ステンレス製の持ち運び用靴べらは100均で売っていますので材料費はそれほどかかりませんのでみなさん挑戦してみてはいかがでしょうか?
ちなみに私の場合はイエローモンキーのグッズを買って作っているので、パラブーツ純正シューホーンと同じぐらいの金額がかかってしまいました(泣)。しかもサイズが小さくて少々使いにくい(泣x2)。
ですが製作自体が楽しかったしとても愛着が湧いています。シャンボードと共に長く愛用していこうと思います。
ラコステのポロシャツ「L1212」NOIR(黒) ワニさん獲ったよ〜!
どーも。factm30です。
今日は先日投稿した通り、ラコステのポロシャツを購入しましたので紹介しようと思います。
先日の記事はこちら。
今回私が購入したショップはこちらになります。
先日の記事の通り日本企画ではなくてフランス企画のものが欲しかったのですが、並行輸入品で安く購入出来る事もありこちらのショップで初めて購入しました。
販売価格が安いお店は少し不安でしたが実際に届いた商品の他に、ショップ紹介の小冊子や手書きのお礼状が入っていて好感が持てるショップでした。もちろん商品も問題ありませんでした。
以前は国内正規品を取り扱う実店舗でしか買わないというこだわりを持っていましたが、最近は少し柔軟に考える様になりました。
もちろん極端に安いお店だと偽物の可能性もあるかもしれませんが、しっかりしたショップを選んで少しお得に購入するのもありだと思います。
それではラコステL1212の紹介です。
私が購入したのはNOIR(黒)です。定番です!
ワニです。
今では様々なブランドが、ロゴマークをワンポイントのデザインとして使用していますがアパレル業界ではラコステが初めてだそうです。
タグですが上記ショップの紹介文にもありましたが何種類かのタグが混在している様です。
ひょっとすると少し古い商品なのかも知れませんが、本物であれば私は気になりません。
メイドインペルーです。以前の記事にも書きましたが日本企画はメイドインジャパンでフランス企画はペルー等の南米製になります。
そしてややこしい事にヨーロッパで流通しているものは製造国の表記義務がない様で、この様なタグが付いているのはヨーロッパ以外で流通しているものになるそうです。
こちらも私は気になりませんが、この辺りの事が気になるという方はやはり実店舗で対面で色々質問しながら購入される方が良いと思います。
色々調べてみると現在ではどこの国の物でもサイズ感は統一されているとか、フランス企画の物の方がゆったりしているとか、メイドインフランスの物をフララコと呼ぶとか、ヨーロッパで流通していればペルー産でもフララコと呼ぶとか、私も正直あまり良く分かりません。
しかしこういった論争があったり企画や産地にこだわりがある人が多いというのはそれだけファンが多いからだと思います。
少し話がそれてしまいました。
貝ボタンです。光の加減で少しキラキラして上品に見えます。
サイズ感はどうでしょう?
私は身長が174cmで体重が65kgです。
ブログ等で調べて私の体格だとサイズ3がジャストサイズだと思ったのでサイズ3を購入しました。
実際着てみると少しゆったり気味の様な気がします。(写真だと余計にゆったりして見えます。撮り方の問題なのかな・・・。)私はどちらかというと上半身が華奢なので(肩幅があまり無くてその分脚が太め)身長と体重が同じモデルさんよりも少しゆったり感が出ているのだと思います。
今回はコロナで外出を自粛していたので実店舗で試着する事なくネットで購入しましたが、試着していてもサイズ3を購入していたと思います。
(私自身の好みの問題で細身のポロシャツはあまり好きではないからです。)
着心地はサラッとして肌触りが良く汗をかいても不快感は少なそうです。
洗濯してもすぐ乾きそうです。
ラコステのポロシャツL1212。いかがでしたか?
これからガンガン着用してコーディネートや経年変化をブログで報告したいと思います。
夏の定番サンダル。ビルケンシュトックのチューリッヒ。こんなコーディネートはいかがですか?
どーも。factm30です。
緊急事態宣言も解除されて、徐々にですが遊びに出掛けたい気持ちが湧いて来ました。
そこでこれからの季節に向けてビルケンシュトックのチューリッヒの紹介です。
記事前半はビルケンシュトックの紹介、中盤はチューリッヒのディテール、終盤にチューリッヒのコーディネート例を紹介しています。
BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)のチューリッヒ です。
まずはBIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)の紹介から。
BIRKENSTOCKのブランドの本質として、「健康な睡眠と暮らし」、「健康な労働環境」、「健康な足と歩行」、「そして健康な生活態度」の4つのテーマに主眼を置いている。
https://www.birkenstock.com/jp/history/about-us-history.html
引用元:ビルケンシュトックの歴史
ビルケンはよく「ドイツの健康サンダル」と言われますが、ここまで健康押しだとは知りませんでした(笑)。
ファッション性もあり、歩きやすいし、何よりもサンダルの定番という事で私factm30も大好きなブランドです。
私は今回ご紹介するチューリッヒ、3本ストラップのフロリダ、2本ストラップのアリゾナEVAの計3足所有しています。
あとはクロッグタイプのボストンも欲しいなぁと思っています。
いずれのモデルも履いていると土踏まずの部分が押される様な感覚でとても気持ちよく歩けます。
そして勘の良い方ならお気付きだと思いますが、ビルケンのモデル名には世界各地の都市の名前が付けられている事で有名です。
今年、日本の都市Kyotoというモデルが発表され話題になりました。
[rakuten:auc-refalt:10043282:detail]
チューリッヒのデザインを元にして、着物の帯をイメージした面ファスナーを備えたタイプです。ウルトラブルーがとても爽やかで良さそうですね。
それでは私のチューリッヒの詳細を見ていきましょう
アッパーはスエードレザーで色はモカ、ソフトフットベッドで、幅はレギュラータイプです。
金具がカッパー色で少し高級感が有り良い雰囲気だと思います。
前は3つ後ろは4つ穴があるので足の幅や甲の高さによって微調整が可能です。
私は足の実寸が25cm程度ですがサイズは26(EU40)を履いています。(つま先の前が1cm程度ゆとりがあるのが良いそうです)
モデル毎にサイズ感が違うので初めての方はビルケンのショップに行ってサイズ合わせをしてもらう事をオススメします(とても丁寧に測って頂けます)。マイサイズを分かっている方はネットで少し安くなっているショップを探されても良いかと思います。
こんなコーディネートはいかがでしょう?色々なパンツに合わせてみました
まずはデニム
まぁ間違い無いかなと思います。テーパードタイプでもストレートタイプでも大丈夫ですが、スリムやスキニーの様な細過ぎるタイプだとバランスが悪い様に感じます。
次はオリーブ色のシェフパンツ(GU)
こちらの方が色的には良く合っているかなと思います。ワイドパンツでテーパードが掛かっているのでリラックス感も出てビルケンらしい合わせ方だと思います。素足の方が良かったかな?
次はグレーのスラックス
評価が分かれそうですが、昨年の夏はこちらのスタイルが気に入って良く合わせていました。厚手の白の無地Tシャツをよく着ていました。
次はブラックのグラミチ
一度も合わせたことはありませんがどうでしょうか?グラミチにはスポーツサンダルのteva(テバ )を履くのですが、やはりテバ の方が良いかなと思います。合わない事はないけど素足の方が良さそうです。
色々合わせてみましたが、いかがでしたか?
チューリッヒはレザー部分が大きいのでサンダルでありながら少し上品に履くことができるので幅広く使えると思います。
もちろん真夏の、ショートパンツに素足でチューリッヒも間違い無しです。
最後に
ビルケンシュトックのサンダル全般ですが厚手のソックスを履けば、春夏秋のスリーシーズン履く事ができます。
サンダルでありながら靴下のコーディネートも楽しむ事が出来るのも魅力のひとつです。
そして長く履けばコルクが自分の足の形に沈んでくるので高いフィット感を味わうことが出来ます。
しかもビルケンシュトックではソールやフットベッド等の交換が出来るので、その気になれば10年以上履く事も可能です。
ただ修理や交換は、簡単にはその気になれない値段設定なので実際には買い替える人の方が多い様な気がしますが、それでもしっかり修理や交換に対応してくれるというのはブランドの信用に繋がりますし、長い歴史のあるブランドのアイテムなので、安心して購入し、履き続ける事が出来ます。
夏の定番サンダル、ビルケンシュトックのチューリッヒ如何でしたか?
一足あれば、どうしても短調になりがちな夏のコーディネートの幅を広げる事が出来る貴重なアイテムだと思いますし、なんといっても楽チンで歩きやすい! オススメです。
【追記。2022/06/04】
ビルケンシュトックのチューリッヒをコーディネートに使用したバーラップアウトフィッターのオープンカラーシャツの記事を投稿しました。
よろしければご覧下さい。
【追記。2022/06/23】
夏だけでは無く、一年中日常使いで履いているビルケンシュトックのアリゾナEVAの記事を投稿しました。
よろしければご覧下さい。
逃したワニは大きかった。ラコステのポロシャツ「L1212」
今週のお題「自慢の一着」
どーも、factm30です。
今週のお題は「自慢の一着」ということで、ラコステのポロシャツについて語ろうと思います。
が、しかしタイトルにもある様に、残念ながら今は持っていません。20代の頃に一度購入したものの、その当時は「ただのおじさんみたい」と思ってしまい手放して(逃して)しまいました。
ですが、30代後半のおじさんになってしまった今ではブログのテーマでもある「かっこいいおじさん」になれるのでは、と思いもう一度購入(捕まえる)しようと考えています。
ラコステのポロシャツとは?
ポロシャツの元祖でありワニのワンポイントでお馴染みですね。
1933年フランスでテニスプレイヤーのルネ・ラコステさんが起こしたアパレルブランドです。
その当時のテニスウェアは長袖カッターシャツの様な物で、伸縮性が乏しく吸汗性も悪く激しい動きに適さない物だったのですが、それらを改善する為に開発された、鹿の子素材の半袖プルオーバーシャツを「L1212」と命名して販売しました。
それこそがポロシャツの原点であり、現在では夏のファッションの定番となっています。
フレラコ?日本ラコステ?
「L1212」という品番でもフランス企画(メイドインフランスでは無いです)と日本企画でシルエット等に違いがあるようで、日本人の体型に合っているのはやはり日本企画の物(スリムフィット)で縫製もしっかりしている様です。しかし原点、定番という点でフランス企画の所謂フレラコと呼ばれている物(クラシックフィット)を販売しているセレクトショップも多いです。
そして定番大好き私factm30としてもやはりフレンチラコステ(フレラコ)を購入しようと思います。
カラーが多すぎて選ぶのが困る?
定番色に加えて毎年シーズンカラーとして色違いが多数販売されるので、「毎年購入して、今10着ぐらいある」という方もたくさんいる様です。
今ネットで調べても20色以上あるらしい・・。
あー何色にしようかなぁ・・・。
赤系はどうかなぁ?バーガンディかっこいいな。
グリーン系も良さそう。濃い方が大人っぽいかな?
爽やかなブルー系も捨てがたい。
うーん、悩むなぁー。
嘘です。ごめんなさい。定番の黒を買います。
定番大好きお父さんを名乗っている訳ですから当然、色も定番を選びます。(同じく定番のネイビーと少し迷いましたが・・・。)
ちなみに20代の頃に購入したのは、ネイビーです。
上品なスタイルでも、もちろんカジュアルでも。
出自はガチガチのスポーツウェアなのに、センタークリースの入ったきれいめなスラックスに革靴という上品なスタイルでも、デニムやハーフパンツにスニーカーというカジュアルでもオッケーという守備範囲の広さも魅力のひとつではないでしょうか。
父の日のプレゼントにも最適だと思います。
一度は逃してしまったワニさんですが、もう一度捕まえて自慢の一着になる様に長く付き合っていきたいと思います。
お値段も昔より大きく(高く)なってます・・・。
ハミルトンカーキフィールドメカニカル。毎朝ゼンマイを巻く時間を楽しんでみませんか?
どーも、factm30です。
今日は腕時計の紹介です。
こちら、
ハミルトンカーキフィールドメカニカルです。
通称ハミルトンカーキです。
5年ほど前に購入したので現行品とは文字盤のデザインや内部の機械が違います。
まずは現行品のハミルトンカーキのご紹介です。
元々のオリジナルである、ハミルトン社がアメリカ軍に供給していた物に、より近いデザインになっており、私が所有するモデルよりもミリタリー感が強いですね。
針の夜光塗料の色もヴィンテージ感があります。
そして日付表示がありません。
こちらの時計は機械式手巻き時計なのですが、内部の機械もバージョンアップされており現行品のパワーリザーブは80時間です。以前モデルは48時間程度でした。
ハミルトンのホームページでは内部の機械は共通で文字盤のデザインが新旧どちらのモデルも販売されているので、お好みのデザインで選ぶ事が出来ます。
カーキとは?
カーキメカとも呼ばれる事もありますがカーキとは色の事です。濃い緑色を想像する方が多いと思いますが、実は黄土色の事だそうです。
《カーキはkhaki (土ぼこりの意で、もとウルドゥー語)から》黄色に茶色の混じったくすんだ色。軍服などに用いられる。枯れ草色。
なのでハミルトンカーキと色のカーキは厳密に言うと違う事になります。引用にもある様に軍服等に用いられるという事でこのカーキと言う名称が付けられたのでしょうか?
それでは私の所有する旧モデルの紹介です。
なぜハミルトンカーキを購入したか?
- 機械式腕時計である。
- 出来るだけ安価である。
- シンプルなデザインである。
選んだ基準を重要な順に並べてみました。
以前からドレス寄りのデザインの時計を休みの日に使用していて、次に仕事中に付ける時計を探していたのですが、(私は職人ぽい仕事をしているのでラフな格好には、持っているドレス寄りな時計だと合わないしキズだらけになるのもイヤだなぁと思い)条件としては出来るだけ安価な手巻き時計、という所からスタートしました。
しかし手巻き腕時計自体種類があまり無くて、割と早い段階でこの時計に決定しましたが金額的に私には少し高いので、購入する店舗を色々リサーチして並行品では無く正規代理店(ハミルトン公式サイトにも載っている店舗)で少し安く販売している店舗を見つけたのでそちらで購入しました。
使用感はどうか?
手巻き時計なので毎日リューズを回してゼンマイを巻くのは正直面倒くさくなるかなぁと思いましたが、5年ほど経った今でも毎朝ゼンマイを巻く度にテンションが上がります。
リューズが大きめなのでとても巻きやすいです。
もう一本所有している自動巻き腕時計も、もちろんリューズを回してゼンマイを巻けますが、巻き心地が全然違います。
やはり手巻き式のカリカリという巻きごたえのある感じが堪りません。
しかし実用性でいうと自動巻きのほうが楽ですしさらに言うとクォーツ時計のほうが時刻もあまり狂わないし断然使いやすいと思います。
実際私の場合1日3秒程度遅れます。
ですので月曜日の朝、時刻を合わせる時に20秒ほど進めておきます。
機械式腕時計は精度においてクォーツ時計には全く歯が立ちません。
クォーツ時計は<ひと月>に何秒狂うか?というレベルですが機械式は<1日>に何秒狂うか?という感じです。
(この辺りの話はまた別の機会に私の腕時計のこだわりとして記事にしたいと思います。)
デザインはどうか?
非常にシンプルです。
- 本体はサンドブラスト仕上げなのでキラキラしていない。(元々陸軍用時計なのでキラキラと光を反射すると敵に見つかってしまう為こういうデザインになったそうです)
- 文字盤もインデックスもベタ塗りしてあるような感じで立体感はほとんど無い。
- ベルトはキャンバス地。
と、まるで高級感は無いです。
しかし雰囲気はたっぷりあります。(特に現行デザイン)
スーツ以外なら大体合わせる事が出来ると思います。ラフでカジュアルな感じはもちろんジャケパンや少しキレイめなファッションのハズシとしても使えそうです。
キャンバスベルトからバリスティックナイロンベルトへ変更
あとベルトは流石に5年間使用してボロボロになってきたので別のベルトに交換しています。
こちらのセージグリーンという色です。
セージというハーブの一種が名前の由来で、このセージが枯れるとグリーンとブラウンを混ぜたような色になるそうです。
文字盤のグリーンとは違うグリーンですがいい感じです。
右が純正ベルトです。何回か水洗いをしているのでかなり色が薄くなっていますが、正直新品の純正ベルトよりカッコいいと思っています。(値段も安いし)
素材はバリスティックナイロンでかなりしっかりしています。最初はちょっと硬いぐらいです。
バネ棒外しがあれば簡単に付け替える事が出来ます。上記の店では1円でバネ棒外しが付きます。
色違いのデザートタンもカッコ良さそうなので服装によって付け替えるのも良いと思います。
他の時計でもミリタリー系やダイバーズ系には良く合うと思います。
最後に
ハミルトンカーキフィールドメカニカルいかがでしたか?
流行り廃りの無い定番品、私の大好物です。
少しキズも付いてますがその方がカッコ良く見えるというのは言い過ぎでしょうか?お爺さんになって、キズだらけのこちらの時計を着けていたらカッコいいですよね?
オーバーホールしながら(自分で出来たらより最高)キズも付けながらも大事に使っていこうと思います。
機械式腕時計の中では安価な方なので、機械式時計の入門機としてもオススメです。
ハミルトンカーキフィールドメカを使ったコーディネートをこちらの記事でご紹介しています。
よろしければご覧ください。
機械式腕時計が欲しいけど実際どれくらい時間が狂うのか気になっている方や、どの様なデザインの腕時計が自分に似合うか分からない方、高額な買い物になるので購入に踏み切れない方はいらっしゃいませんか?
そういった方にオススメの、腕時計のレンタルを行なっているKARITOKE はご存知でしょうか。
4種類のプランから選べる月額料金を支払う事によって腕時計をレンタルする事が出来ます。
ちなみに月額3980円(税抜き)のプランだとハミルトンがレンタルできます。
お得なキャンペーンも行なっている様なので2〜3ヶ月ほどお試ししてみるのも良いのではないでしょうか。
【追記。2022/03/26】
ハミルトンカーキフィールドメカを時計修理専門店「WATCH COMPANY」でオーバーホールしました。
実際に利用したリアルな感想を記しています。
よろしければご覧下さい。
【追記。2022/04/24】
ハミルトンカーキメカの時計ベルトをヌメ革で自作しました。
本記事でご紹介しているバリスティックナイロンベルトとは違った魅力のベルトが出来上がりました。
よろしければご覧下さい。
イタリアでは一家に一台。髭のおじさんのマキネッタでおうち時間にゆっくりコーヒーでもいかがですか?ビアレッティのモカエキスプレスをご紹介します。
お題「#おうち時間」
どーもfactm30です。
緊急事態宣言が延長されましたのでまだまだおうち時間が続きますね。
皆さまは家でゆっくり過ごされる時の飲み物はなんですか?
私はコーヒーをよく飲みますが、コーヒー好きの方は色々とこだわりをお持ちだと思います。私はそこまで強いこだわりは無いのですが今日は、家やキャンプでコーヒーを淹れる時のアイテムを紹介したいと思います。
それはこちら、
髭のおじさんでお馴染みビアレッティ社のモカエキスプレスです。
エスプレッソマシンは高額だし置き場所にも困る。でもインスタントコーヒーはちょっとなぁという方にオススメです。あとキャンプに気軽に持ち出せます。
マキネッタと呼ばれているこちらのアイテムはイタリアでは一家に一台あると言われている直火式のエスプレッソメーカーです。
エスプレッソとは、極細挽きのコーヒー豆に加圧状態で瞬間的にお湯を通して淹れるコーヒーの事です。
しかしこのマキネッタは電気式のエスプレッソマシンより抽出時の圧力が低いので厳密にはエスプレッソとも違うそうですが、(モカと言うそうです)それでもドリップコーヒーよりもとても濃いコーヒーが出来上がります。濃いコーヒーだとカフェインが多い様なイメージがありますが、マキネッタだと抽出時間が短いのでカフェインの量が少ないと言われています。更に浅煎りよりも深煎りの方がカフェインが少ないと言われています。
私は2カップ用のマキネッタを使用していますが1カップ用から2・3・4・6・9・12・18カップ用まで大きさのバリエーションがあります。
以前は3カップ用を使用していたのですが量が多すぎて2カップ用に買い換えました。
マキネッタの場合、大は小を兼ねません。
例えば3カップ用で2カップ分作ろうと思って水とコーヒー豆の量を少なくしてもうまく圧力が掛からず、薄いコーヒーが出来てしまいます。
ですので購入の際はサイズ選びにご注意下さい。(大体1カップ50cc程です)
後で2カップ分をコーヒーカップに入れた写真を載せますので少しは参考になりますかね?
それでは実際に淹れてみましょう
まずは本体を分解します。クルクルねじると簡単に外れます。
下部の水を入れるタンクと、その中にセットされているコーヒー粉を入れるバスケット、そして上部の出来上がったコーヒーが溜まる部分に分かれます。
タンク内部にある安全弁の下まで水を入れます。バスケットをセットしてコーヒー粉を入れます。
この時コーヒー粉を押し固める必要はありません。
次に上部のパーツをねじって取り付けます。
そしてそのままコンロで火にかけます。
この時2カップ用だと(3カップも?)小さいので普通の五徳には乗りません。我が家は三つ口コンロのひとつが小さい五徳なので2カップ用でも大丈夫ですが乗らない場合は別売りのサポートリング
- 価格: 949 円
- 楽天で詳細を見る
もしくは100均などのバーベキュー網の上に乗せましょう。
ハンドルが溶ける場合があるので火加減は弱火です。しばらくすると
コーヒーが噴水の様に湧き出てきます。
コポコポと音がすれば完成です。撮影用に蓋を開けていますが、実際はふたを閉めておかないとコーヒーがはねますのでご注意を。
火を止めても余熱でコーヒー液が出てきますが雑味が強くなる様なので火を止めたらすぐにカップに注いで下さい。
2カップ用だとこれぐらいの量です。イタリアでは砂糖をスプーン2〜3杯ぐらい入れて(底の方にジャリジャリと残るぐらい)飲むのが一般的らしいですが、私は同量程度のフォームドミルクを入れてカプチーノで飲む事が多いです。
私はスタバに行くとカプチーノにショット追加で飲みますが家で飲むこちらの方がコーヒー感が強く飲みごたえがあります。
コーヒー豆にもよると思いますが私はこちら
を使っています。
こちらはエスプレッソ用なので本当はもう少しだけ粗めのほうが良いと思います。それに粉の状態だと酸化が早いので本当は豆で購入して、その度にミルで挽いてから淹れたいのですが・・・。やっぱりミル買おうかな。
追記:HARIOの手挽きミルを購入して記事にしました。
よろしければご覧ください。
後片付けは充分冷ましてから分解して、バスケットの中のコーヒーの出がらしを捨てて水洗いをし、水気をしっかり拭き取ればオッケーです。
洗剤で洗うとコーヒーの油分が取れてしまい、コーヒーに金属臭が移ってしまうそうです。
新品から使う場合も2〜3回程度は金属臭があるので飲まずに捨てる方がいいみたいです。
ビアレッティ社はイタリアの老舗でパッキンなどの消耗品や交換部品も販売されていますので安心して長く使う事が出来ると思います。他にもステンレス製のマキネッタやカラフルなマキネッタやクレマが出来るタイプなど様々なアイテムを販売しています。
お手軽にイタリアの本場の味が楽しめる髭のおじさんのマキネッタ。オススメです。